SEの勉強方法はどんなものがある? スキルアップや交流がしたいなら「勉強会」

スキルアップや交流がしたいなら「勉強会」

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SEの勉強会には4つのタイプがある

SEの勉強会とは、SE同士の交流を通じて知識を深め合うためのイベントです。勉強会にはさまざまなテーマがあり、大小さまざまな規模で開催されています。SEの勉強会を大きくジャンル分けするとすれば4つに分けることができます。
代表的なのは、SEなどのエンジニアが講師として登壇し、参加者は講義に耳を傾けるセミナー形式の勉強会と、エンジニアの講義に加えて参加者本人が実際にコードを書いてみるなど、「ハンズオンセミナー」とも呼ばれる実践形式の勉強会、参加者それぞれが発表をするなど、講義を受けるのではなく参加者同士が積極的に交流するタイプの勉強会、SE同士が集まって自習をする形式の勉強会の4つです。
ベテランSEから話を聞いてみたいなら、セミナー形式の勉強会で講義を受ける方法が適しています。その場で少しでも上達の手応えが欲しいなら、実際に手を動かすハンズオンセミナー、SE同士で話し合いをしながら知識を深めたいなら、参加者同士が話し合えるタイプの勉強会がおすすめです。勉強会のテーマはバリエーションが豊富で、100名以上の大規模な勉強会もあれば、ごく少人数で行われる勉強会もあります。そのため、勉強会に参加する際は詳細をよく確認し、自分の目的や勉強方法に沿う内容であるかを見極める必要があります。以前に開催された勉強会の感想を書いているブログやSNSなども参考になります。

勉強会を実り多いものとするためにできること

勉強会の開催状況をインターネットで調べると、全国各地でかなりの数の勉強会が開催されていることがすぐにわかります。勉強会がたくさんあるからといって、その中から近場の勉強会を適当に選ぶのは失敗のもとです。勉強会で多くのことを吸収できるかどうかは、勉強会のテーマや規模、形式が自分の目的に合うかどうかにかかっています。ポイントは、受け身の精神で勉強会に臨むのではなく、積極的にアウトプットしていく姿勢を持つことです。情報のインプットだけならインターネットや書籍の教材を使えば自宅ででもできます。せっかく勉強会へと出向くなら、そこでしかできないことにチャレンジすべきなのです。情報を得たいと思っているのは自分だけでなく他の参加者も同じなので、発言の機会を捉えて積極的にアウトプットしていくようにしましょう。
ハンズオンセミナーに参加するならば、間違いを恐れることなくどんどん手を動かしましょう。参加者同士で議論し、試行錯誤しながらその場で行うことすべてが大きなプラスなります。勉強会で知り合った人たちとのつながりは、その後SEとして仕事をしていく上で心強い存在になることでしょう。