自分に合った教材を見つけて「独学」
自分に合った教材を見つける
独学でプログラミングを学ぶために必要なのは、自分のレベルや好みの勉強方法に合った教材です。SEの勉強会に頼りきるような勉強方法ではなく、あくまでも自分で基礎を習得していくことがプログラミングの上達には欠かせません。インターネット上には、プログラミングに関する情報サイトが溢れています。日本語だけでなく英語の情報を合わせれば、すぐには網羅しきれないほどの膨大な情報量です。その中から有益な情報を見つけながら勉強するという方法は、ベテランならいいとしても初心者にはあまり向きません。プログラミングの独学にインターネットの情報は不可欠ですが、確かな情報がおさめられている参考書などの書籍も併用したほうがより確実です。
プログラミングの専門用語や各種機能について詳しい説明が書かれている書籍と、実際に手を動かしながらプログラムの勉強を進められる書籍の2種類があると効率的に学ぶことができるでしょう。書籍を使った勉強方法では、大切な部分をマーカーなどで見やすく線を引いて強調したり、付箋を使ったりして参考書の中身を濃くしていくことができます。そこで問題になる、どのような書籍を選ぶかです。説明文がやたらと長くて内容量も多く、ひたすら文章でプログラミングの理論を解説しているような書籍だと、理屈では理解できたとしても実践力は身につきにくいかもしれません。そのような内容よりも、会話文を盛り込みながらストーリー形式で学習を進めていくタイプの書籍のほうが、イメージとして頭に入りやすいと感じる人は少なくありません。プログラミングの学習はじっくりと参考書を読み込みながらというよりも、手を動かしながらになります。教材選びの際は、手を動かしながらでも読みやすく理解しやすい内容のものを選ぶようにしましょう。
サイトで練習しながら学ぶ
インターネットのサイトを使って学ぶなら、見本のコードを書きながら学びましょう。おすすめは「Codecademy」という学習サイトです。JavaやRuby、Python、HTMLなど、定番のプログラミングを無料で学ぶことができます。学びたいプログラミング言語を選択したら見本に従ってコードを書くなど、使い方は簡単で内容もとてもシンプルです。
基礎的なことを学ぶならこのサイトで十分ですし、Web開発やデータサイエンスなどさらに踏み込んだ内容を学びたいなら、有料コースで学ぶことができます。