自分に合った勉強会の形式を見つけよう
勉強会にはいろいろな種類がある
SEは常に知識のアップデートが求められる仕事の一つです。「自己成長のためにも、新たな知識を習得したい」と考えるSEは多いのではないでしょうか。実際、SEのスキルアップを目的とした勉強会はオンライン・オフライン問わず多数開催されています。自分に合った勉強会に参加することで、SEとして成長を続けていきたいところです。
勉強会に参加するときにまず注目したいのはテーマです。新たな技術やツールを取り上げた勉強会もあれば、セキュリティ対策の強化をテーマにした勉強会もあるでしょう。気になるテーマの勉強会を見つけた場合は、積極的に参加したいところです。また、勉強会に参加する際はレベルについても確認したいところ。SEの勉強を始めて間もない場合は「初心者向け」の勉強会を選ぶと安心です。ある程度経験を積んでいる場合は「エンジニア向け」の勉強会に参加してみましょう。
勉強会に参加するときは、その形式にも注目したいところ。以下、勉強会の形式について詳しく解説しているので、自分に合った勉強会を見つけるときの参考にしてください。
セミナー形式
講師(教える側)と受講者(教わる側)がはっきりと分かれている勉強会はセミナー形式に分類されます。講師はテーマに沿って詳しく説明を行い、受講者は説明に耳を傾けます。セミナー形式は受講者の負担が少なく、勉強会初心者の方も参加しやすいでしょう。テーマについての知識を深めたいときは、じっくりと講師の説明を聞くことができるセミナー形式がおすすめです。
ハンズオン形式
プログラミング作業を実際に行いながら学んでいくスタイルをハンズオン形式といいます。実践ベースでの学習が得意な方は、ハンズオン形式の勉強会と相性が良いかもしれません。参加者同士で意見を出し合うことで、より良い方法を模索したり、躓くポイントを共有できたりすることもあるでしょう。分からないことがあれば講師にすぐ質問できるので、ストレスを感じることなく作業を進められるはずです。
発表形式
参加者同士で、自身が手掛けるサービスや技術を発表し合う形式の勉強会です。発表時間はそれほど長くありませんが、事前にスライドを作成するなど、発表の事前準備が必要となります。お互いの発表を聞くことで、良い刺激を得られるでしょう。
ハッカソン形式
チームでの参加が可能な場合は、ハッカソン形式の勉強会に挑戦するのも良いでしょう。ハッカソンとは、決められたテーマについて制限時間内にチーム開発を行っていくというもの。チームで意見を出し合う中で新たな視点が見つかることもあります。ハッカソン形式の勉強会は、ある程度経験を積んだ方におすすめの形式といえます。